相手を観た時にもともとの分析や場面の解釈とは異なる感情が出てきた(40代 女性 俳優)

オンラインWSに参加してみて、どんなところが良かったか教えてください。

遠方なので、自宅から参加できて、リラックスした状態で参加できたのは、よかった。

実際に自分でオンラインで相手との交流を体験して、どんな楽しさや、気づき、発見などがあったか教えてください。

1日目の講座と、2日目の実践で、とても満足のいく内容でした。講座では、大切なこと、重要な点を分かりやすく、要約しながら教えていただき、大変参考になりました。

また実践では、「観る」ことと「待つ」こと。潜在意識につながるには、五感を大切にし、観て、待っているとそこへたどり着くということは、新たな学びです。

観るということは、できているようでできていなかったり、潜在意識につながっているのかどうか、自覚はありませんでしたが、自分が満足しているうちは、なにもつながっていなくて、つながっているとかつながっていないとか、考える隙もないくらいの時に、潜在意識とつながっているのではないかと思いました。

無邪気でいること、子どもの状態でいること、それで初めて舞台に立てるというのも、とても心強い言葉です。頭ではなく、相手から何を感じ、感じたことをそのままセリフにのせて返せるようになるといいなと思います。

交流ができたかどうかは、正直分かりません。ただ、相手を観た時に、もともとの分析や場面の解釈とは異なる感情も出てきて、正解はあるようでないのだ、ということ。結果ではなく、プロセスが大事だということに改めて気づきました。

他の人のオンラインでの相手との交流を見て、どんな楽しさや、気づき、発見などがあったか教えてください。

個人の経験や考え、それらを役に生かしていくのは、本人の人柄や深みが、役にも反映されていて楽しかった。

また、演技が楽しいという人は、観ていても楽しい。演技は、深く考え、テクニックも必要かもしれないけれど、「やりたい」という思いと、楽しいという感覚が、その人の才能を伸ばしていくような気もしました。